~Lion Kiss~
「……なに、マヒルは治人さんに思ってること言えないの?」
グッとつまる私を見て、柚希はフォークを持つ手を止めた。
「おっと……肉食系女子のマヒルも、乙女だった訳だ」
お、乙女って、おい。
「てか、なんで言いたい事が言えないの?」
なんでって……嫌われたくないし……。
「昔はさ、付き合ってた彼氏に何でも言えてたの。
今日は料理したくないから外食がいいとか、掃除は明日するとか、今晩シたいとか」
柚希は一瞬眼を見開いてからトントンと自分の胸を軽く叩き、急いでレモン水の入ったグラスを傾けた。
「喉詰めるとこだったわ!」
それから紙ナプキンで丁寧に口元を押さえて続けた。
グッとつまる私を見て、柚希はフォークを持つ手を止めた。
「おっと……肉食系女子のマヒルも、乙女だった訳だ」
お、乙女って、おい。
「てか、なんで言いたい事が言えないの?」
なんでって……嫌われたくないし……。
「昔はさ、付き合ってた彼氏に何でも言えてたの。
今日は料理したくないから外食がいいとか、掃除は明日するとか、今晩シたいとか」
柚希は一瞬眼を見開いてからトントンと自分の胸を軽く叩き、急いでレモン水の入ったグラスを傾けた。
「喉詰めるとこだったわ!」
それから紙ナプキンで丁寧に口元を押さえて続けた。