~Lion Kiss~
……正直なところ、來也にこんな姿を見られたくない。
「いいです。私、ホテルに泊まります」
「もう深夜だよ?あと何時間かで夜明けだよ?勿体無いし、ホテルが開いてるかどうか」
確かにそうだ。
「もしかして……來也に今の自分を見られたくない?」
鋭い。
総二郎さんが首を横に振った。
「あいつは、人の不幸を笑ったりしないよ。試してみる?」
は?
言うなり総二郎さんはスマホを取り出すと、画面をタップしてから耳に当てた。
「あ、來也?いま大通りで女豹ちゃんと出くわしたんだ。それがさ、泣いてるんだよね。女豹が仔猫に変身してて……あれ、切れた」
「いいです。私、ホテルに泊まります」
「もう深夜だよ?あと何時間かで夜明けだよ?勿体無いし、ホテルが開いてるかどうか」
確かにそうだ。
「もしかして……來也に今の自分を見られたくない?」
鋭い。
総二郎さんが首を横に振った。
「あいつは、人の不幸を笑ったりしないよ。試してみる?」
は?
言うなり総二郎さんはスマホを取り出すと、画面をタップしてから耳に当てた。
「あ、來也?いま大通りで女豹ちゃんと出くわしたんだ。それがさ、泣いてるんだよね。女豹が仔猫に変身してて……あれ、切れた」