理想の彼氏
「…てかさー
もしかして、あんた
加藤奈々?」
『え?』
違う男子が言った
なんで知ってんの~
ストーカーか!
「この学校にめっちゃ
かわいい子がいるって
有名じゃん!!」
「あぁ~聞いた
事あるかも」
「つーか、奈々ちゃん」
勝手に名前で呼ぶな!!
『…はい』
「彼氏いるの?」
その男は首筋を指指した
ばっ!と
慌てて首筋を押さえると
男達は気持ち悪い顔で
笑ってきた
「へぇ~……
そんなんで照れちゃって
かわいいね」
ちょうどその時、
すみませ~ん!と
声が聞こえて慌てて
その場から逃げた
『……っご注文は?』
「ばーか」
驚いて顔を上げると、
テーブルに片手だけ
頬杖を付いて
不機嫌そうに私を
見上げている彰がいた
『彰!!』
「お前さ~
本当何やってんだよ
ばか」