僕はそれでも恋をする
来たるこの日。
6人で遊園地に行く日。
私は朝から大急ぎで準備を進めていた。
「あぁぁ!! でもやっぱりこっちも良いしなぁ!! あ、これも捨てがたい! どうしよおおお」
「ちょっと渚ちゃん。服は昨日決めたでしょう?」
「いやいや! なんか気が変わってきちゃって……!」
柳瀬君ってどんな服が好きだろう……!
清楚系……がいいかな。うん、そうしておこ。
「よし、決まり! これで行く!」
服装も決まった。持っていくものも確認した。
あとは駅に向かうだけ!
「朝から元気だな、渚」
リビングに降りると、ネクタイを結びながら苦笑いをする父の姿が。
「えっへへ。今日は特別な日だからね! 行ってきまーす!」
まるで遠足前の小学生みたいな気分。
靴を履きながら、白いレース付きのワンピースに汚れがないか確認。
「おっけい、行こう」