僕はそれでも恋をする
「お、今日は早いんだなお前ら!」
あ……。
3人の歩いてくる姿に、ドキッと高鳴る胸。
柳瀬君の私服が、予想外にも少しカッコ良かった。
薄手の黒シャツにプリントの入ったTシャツ、ネイビーカラーのカーゴパンツ。
ギャップってこういう事を言うんだ。
見とれてしまった。
ジッと見てしまって、不意に柳瀬君と目が合った。
え、どうしよずっと見ていたのがバレる……!
「お、おはよ……早川さん」
ぷいっと顔を背けて、柳瀬君が呟いた。
あれ、もしかして……ちょっと照れてる?
柳瀬君の頬が少し赤く染まって見えた。
気のせい、かな。
「おはよう……柳瀬君」
今日は、ちゃんと話せた。嬉しい。