僕はそれでも恋をする


ま、まさかフミちゃん……実は柳瀬君の事。


そんな展開、ありえ……る。


だから、柳瀬君の事が好きな私がムカつくのかな。


だとしたらショックだ……。


柳瀬君の事な好きだけど、そのことでフミちゃんと仲が悪くなるなんて。


「わぁぁ! 来たねえ遊園地!」


「す、すごい……!」


バスに乗り込んで4時間。


もうすぐ昼になるところでようやく到着。


八基盛テーマパーク。


アトラクションはパンフレットに20種以上と書いてある通り、たくさんあってかなり広い。


小学校で行った遊園地も広かったけど、この広さは前以上かも。


「高山くん! 見て! ジェットコースターがたくさん!」


「お、本当だ。行ってみっか!」


って、チトセちゃんすっごく積極的!


高山君も楽しそうだし、もしかして2人って……。


「おーい、早速単独はやめろよー! 6人で来た意味ないだろ!」


「分かってるよー!」


寄り添って歩く2人が恋人同士にしか見えない。


も、もう付き合っても良いんじゃ……。


「最初どこ行こうか……」


打って変わって冷静にパンフレットを見ている椎名君。


案外、椎名君がこの中で一番大人?


< 38 / 63 >

この作品をシェア

pagetop