マエストロとマネージャーと恋と嫉妬と
ほえっ?
カワイイ外見にそぐわない凄い勢いで、まくし立てられた。


「そうでも言わないと、梁瀬さんが病院に行
こうとしないからでしょう?
そんな事も分からないんですか?!」


「あ、そっそっか。そうだね。」


…怒られてるよ。凄い。


「今から指揮者のいない曲を演奏する楽団員
に対しても、冗談でも言わないで下さい。そ
んな事!」


ちょっと愚痴っただけだったのに、真剣に怒られた…。


底無しのネガティブさを持つ僕に対して、今まで周りの人間からは励ましや、なだめすかす様な事しか言われた事がない。


それを6つ年下のマネージャーにさとされるなんて。


うわー。
僕って、Mっ気あるのかな。
何だか、凄く…。
< 37 / 288 >

この作品をシェア

pagetop