マエストロとマネージャーと恋と嫉妬と
仕方ない…。

「初めて振る曲、ちゃんと勉強したつもりだ
ったんだけど、それはあくまでもつもりだっ
たって言うか…。」

「何?何の話?」(英)

キッチンに立っていたパトリックさんが、テーブルに戻ってきた。

「勉強したけどダメだったって。」(英)


翻訳のどんぶり勘定…。


「それなら僕にもある、思い出。試験トモダ
チに全然、全く勉強してないよっていったら
オレもオレもっていうから、良かった、安心
してたら、そいつめちゃくちゃいい点数。
コイツー!って。」(英)


「えー?アレ信じちゃ駄目だよ。世界共通だ
ね。」(英)


これこそ何の話…。


「ねぇ。パット。次どうすればいいの?
その前に味見してみて。」(仏)

「分かった。」(仏)

そう言ってパトリックさんは、シモーヌさんのいるキッチンへと再び戻った。
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