FALL✩°。⋆あのボールが落ちるまで⋆。˚✩

見学





やっと、体育館に到着しましたー…





こんなに体育館に行くまでに時間かかるのかな!?っていうぐらいだよ







まず、まこさん
いきなり帰りたいと言い出す







インドア派なのは知ってる
インドア派なのは知ってるけれども!!




わたしひとりで見学行かせるか!?
行くといったのはあなたでしょ!






そんなこんなで、言い合って



……根性負けしました







お口が達者な子だから
いくら悪かろうと、わたしを納得させる言い方…




あー
悔しい








お次は、視線!視線!視線!
気のせいだと思ってたけれども、



あまりにも視線が痛かったので、
宇野先輩の方を見てみたら、
鼻歌を歌ってらっしゃった…





何人かの人と目が合って、
睨まれたけれども
幻覚だ




うん。きっと幻覚だったんだ






しまいには




「おぉーー…
うのぉ…ここのな…貼り紙をな…
外してほしかとけど…」







「あ!外せばいいんですね!
先生チビですからね〜」






宇野先輩パシられました



あと、おじいちゃん先生をバカにしてました





ついで感覚で、何らかの教材運びまで…






「手伝います!」




と言ったら





「このぐらいひとりで持てるよ
女の子に手伝って貰ってたら格好がつかないしね」





という、紳士的なお返事を…





ってことで、今にいたります





うん。長かった。





< 7 / 13 >

この作品をシェア

pagetop