忘 恋
その日に、私の両親
高野の両親、心咲さん夫婦、
園長先生、芹香、要さんが
来てくれた。

要さんは、
「雫ちゃんが、手のリハビリが
終わってからの式にしようね。」
と、言ってくれた。

「ごめんなさい。
私のせいで、式場にご迷惑おかけして。」
「問題ないよ。君の旦那さんが
色々補てんしてくれたしね。」
留衣を見ると、知らん顔をしていた。
「ありがとう、留衣。」
と、言うと
「ああ。」と。

園長先生は、先生の伝達もれを詫びて
そのせいで、私が怪我をしたと
謝ってくれたが
怪我は、私が勝手にしたことだから
園長先生に問題は何らなく
こちらの方が、クラスをほっとく
事になり、申し訳なくて
そう伝えると
「元気になって、かえってきてね。」
と、言って貰えた。

芹香は、今の子供達の状況を
翔と一緒に話してくれた。

留衣が、私に付きっきりの間は、
お義父さんが、会社を切り盛りして
くれていたから
留衣に会社に行くように話した。

留衣は、渋々だったが、
「毎日夕方来るから」
と、言った。

心咲さん夫婦にも、翔を任せっぱなしで
謝ると、
「楽しんでるから、気にしないで」
と、夫婦で言ってくれた。

本当に、優しさに包まれて
嬉かった。
そんな私を、両親は、すごく
嬉しそうに見ていた。

入院して、ひとつき経つとき
ギプスがハズレ、リハビリが始まった。

痛いのも最初だけで
後は、スムーズに行き、退院となった。
留衣と翔が、向かえに来てくれた。

後、少し休んだら、仕事にも復帰する。
留衣は、その前に式をあげた方が
私にもいいと思い、要さんと打ち合わせを
していた。
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