恋の魔法と甘い罠~おまけSS




駐車場に車を止めてゲートの方に歩きながら、中に入らなくても既に勝負がついていることに気付く。



「あたしの勝ちだね」


「……」



唖然と人の流れを見ている晴希さんに、ふふっと笑みが漏れる。



「何でこんなにいるんだよ」


「遊園地に季節は関係ないんだよー。晴希さんは冬に遊園地には来たことないの?」


「いや、俺、遊園地っつーもんに来たことがない気がする」


「え!」


「子供の頃に親に連れてきてもらって以来かも」


「ええ!」



デートといえば遊園地。
特に学生の頃は、あたしはよく遊園地に来ていた。


だから来たことがないと言う晴希さんに吃驚してしまった。
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