恋の魔法と甘い罠~おまけSS
その言葉にほっとして肩の力がすっと抜けたけれど、わかっていたのに黙っているなんて意地悪すぎる!



「なんでもっと早く言ってくれないの!?」



そう言いながら詰め寄るあたしに晴希さんは「隙あり」と言いながらちゅっと触れるだけのキスを落とす。



「ちょっ! 誤魔化さないでよ! あたし、本当に焦ってたんだからね! 晴希さん、一応上司なのに、そんなふしだらな格好で仕事するどころか、得意先に行かなきゃならないなんて……絶対に立場が悪くなるって」



半泣きでそう言うあたしに、晴希さんはちょっぴり困り顔になる。



「いや、だから、玲夢があまりにも可愛すぎるから言いそびれたんだよ」


「……」


「悪かったって」
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