恋の魔法と甘い罠~おまけSS
◇◇◇



「ただいま」



玄関のドアを開けてそう言うと、パタパタパタ……とスリッパの音が響いてきた。


そして視界に飛び込んできたのは、たった数メートルの距離を小走りしながらやって来た玲夢で。


その姿にぷっと吹き出してしまう。



「そんなに慌てなくても逃げてかねーって」


「わ、わかってるもん!」



頬を真っ赤に染めながらそう言った玲夢は「おかえりなさい」と言いながら、さらに距離を詰めてきた。


その仕草に、俺も右手を玲夢の腰に伸ばして引き寄せる。


それと同時に近づいてきた唇にそのままちゅっとキスを落とす。
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