恋の魔法と甘い罠~おまけSS
「帰ってきたとき、いつもキスするのに……」


「いや、しただろ?」



玄関に小走りでやって来た玲夢の腰を引き寄せて唇を重ね合わせたはずだよな?


何でなかったことにされてるんだ?


俺の方が『何で?』って訊きてーよ。



「いつもと違ったもん!」


「いつもと?」



何がいつもと違うのかわからず首を傾げながらそう言う俺に、玲夢はこくんと頷く。



「そのあと、晴希さんの様子もおかしかったし」



あのときの自分の行動を思い出す。



「……」



そういや、いつもは今日のような触れるだけのキスではない。
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