恋の魔法と甘い罠~おまけSS
本当はいつでもどこでも玲夢に触れたいし抱きたいって思ってる。


けど、玲夢のあの顔は俺だけのものだ。


それを見られるのは我慢できねえ。


そんなことを思いながら話してるけど、玲夢は相変わらず眉を寄せたままで。



「何の話をしているの?」



確かに『何で、キスしてくれなかったの?』という玲夢の問いからかけ離れた答えだったから、そう思うのは当然で。



「あのあと、鷹山に会ったんだろ?」


「え? 鷹山くん?」


「ん。心配された?」


「あ、うん。医務室に行けって言われた。別に体調なんて悪くなかったのに、鷹山くんが心配してきたんだよ。何でだろ?」



その理由に全く気づいてなかったんだな、と溜め息混じりの苦笑がこぼれる。
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