運命の出会いって信じますか?
「華らしすぎる答えね。でも変な勘違いもせずにちゃんと日下君に伝わっているよね?」
「えっ?」
「だってそれじゃあ、結婚はしたくないって取られても仕方ないよ。」
「えっ?」
私はもう一度パソコンの画面を思い浮かべる。
そうか…。
-ずっとそばに居るために、結婚しよう。-
だからこういう返信メールが来たんだ。
私の顔を見て、真美が笑う。
「早く日下君が帰ってくるといいね。招待状、待っているからね。」
そして私達はそれぞれパソコンに向かった。
今日も山積みの書類や伝票を前に一度溜息をつく。
「増本君。」