運命の出会いって信じますか?
私は思いがけなく英輔の胸にすっぽりと納まってしまった。

「あの時と違って全く華の考えている事が分からないって事はないから。華は変わらない。俺はそういう華が気になって仕方がないんだ。」

そして私の耳元で囁いた。

「そんな華のそばに居たいんだ。」

そして私の頬にキスをした英輔はスッと私から離れる。

もちろん手は解放されないままだけど。

「ここはまだ外だよ。」

私は赤くなっている顔をごまかすように、慌ててそんな事を言う。

「外だからこれぐらいで済んでいるんだぞ。帰ったら華を離さないから。」

意味深な笑いをした英輔ともに私の家に帰って来た。

玄関ドアを開けて、二人で入って行く。

着替えている私を英輔が後ろから抱きしめてきた。

「英輔、着替えないの?」

私は後ろを振り返る。
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