運命の出会いって信じますか?
ちょうどスーツを脱いで、部屋着に手を掛けた時だった。
そうまだ下着姿。
「どうせ脱がすんだから、そのままで良いだろう。」
英輔が私の手を止める。
「夕飯は?」
英輔の動き出した手を意識しながら、何でもないような素振りをして聞く私。
「会社でずっと我慢していたんだぞ。しかも増本とあんなに親しくなっているし。」
小さな子供が駄々をこねているようで、そんな英輔の様子は可愛い。
「何言っているのよ。増本君とはコンビなんだから。」
「俺がタイに行ってから、ずっとあんな感じなのか?」
「当たり前じゃない。」
英輔の手の動きが激しくなってきた。
そして私の身体が英輔の方に向けられた。