恋の魔法と甘い罠Ⅱ




シャワーを浴びて慌ててメイクをして駅に向かった。


シャワーを浴びている間に晴希さんからのメッセージが届いていて。



『これから新幹線に乗る』



と書いてあった。


てことは、慌てて出たとしてもきっとぎりぎりに駅に着く。


すれ違いにだけはならないようにと頑張って駅に向かうと、着いたのは到着時間の二分前。


本当にぎりぎりに着いてしまった。


けれど、間に合ってよかったとほっと息をつく。


慌てて出てきたせいで迎えに行くというメッセージを送れなかったけれど、あたしが見つければ大丈夫だもんね。


敢えなく改札口が騒がしくなって、人が次々と出てきた。


晴希さんはまだかなあ……と人混みの中に視線を巡らせる。
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