恋の魔法と甘い罠Ⅱ
◇
「落ち着いた?」
泣くだけ泣いて、そのあと出されたグレープフルーツジュースを口にすると、今度は凪さんがやさしい声でそう訊いてきた。
「はい、すみません」
「いや、いいよ」
そのままちょびちょびとグレープフルーツジュースを口にしながら、凪さんと彩葉ちゃんに、会社で流れている噂とさっき見た光景をぼそりぼそりと話し始めた。
「晴希さんのことは信じているし疑ってはいないけれど、あーいうのを見てしまうと物凄く不安だし、そういう信じてるって気持ちも薄れてきちゃいそうで……」
最初からずっと黙って聞いていた二人だけれど、あたしが話し終えたとたん、大きすぎるほどの溜め息をついた凪さん。
「落ち着いた?」
泣くだけ泣いて、そのあと出されたグレープフルーツジュースを口にすると、今度は凪さんがやさしい声でそう訊いてきた。
「はい、すみません」
「いや、いいよ」
そのままちょびちょびとグレープフルーツジュースを口にしながら、凪さんと彩葉ちゃんに、会社で流れている噂とさっき見た光景をぼそりぼそりと話し始めた。
「晴希さんのことは信じているし疑ってはいないけれど、あーいうのを見てしまうと物凄く不安だし、そういう信じてるって気持ちも薄れてきちゃいそうで……」
最初からずっと黙って聞いていた二人だけれど、あたしが話し終えたとたん、大きすぎるほどの溜め息をついた凪さん。