恋の魔法と甘い罠Ⅱ
しつこいくらいにあたしの不安の元を探ってくる朔をなんとかかわしている間に、琉生行き着けのバーに到着していて。
ウェイターに名前を言うと、そのまま個室に案内された。
そのあともしばらく朔と二人きりだったけれど、それからはしつこく訊いてくることもなく。
先に注文した飲み物と軽食を口に運びながらたわいもない話をしていた。
朔はとても面白くて楽しくて、あの頃の彼を思い出してしまうくらいに変わっていない。
「玲夢は、俺のこと怒ってる?」
「え?」
「遠恋になるってだけで、あっさり手を離したからさ」
朔はそう言うけれど、あの頃のあたしも朔と同じように考えていた。
だから怒るわけないし、後悔もしていない。
「怒ってないよ」
ウェイターに名前を言うと、そのまま個室に案内された。
そのあともしばらく朔と二人きりだったけれど、それからはしつこく訊いてくることもなく。
先に注文した飲み物と軽食を口に運びながらたわいもない話をしていた。
朔はとても面白くて楽しくて、あの頃の彼を思い出してしまうくらいに変わっていない。
「玲夢は、俺のこと怒ってる?」
「え?」
「遠恋になるってだけで、あっさり手を離したからさ」
朔はそう言うけれど、あの頃のあたしも朔と同じように考えていた。
だから怒るわけないし、後悔もしていない。
「怒ってないよ」