恋の魔法と甘い罠Ⅱ
あたしの心が弱いから駄目なんだ。


もっと自信をもって、しっかり自分を保つべきなんだよね。


うん、わかってはいるんだけれど、なかなか心がうまくついていかない。



「だからね、マリッジブルーのときはテンション上がらないんだからしょうがないの。なくなれば玲夢だって彼氏とめっちゃ幸せになるに決まってるじゃん!」



彩未はまた庇うようにそう言ってくれる。


あたしも、今の不安さえなくなれば、また付き合い始めた頃のようにドキドキワクワクしたり、嬉しくて幸せな日々がやって来るって信じてる。



「そうなればいいけどな」



相変わらずふいっと視線をそらせながらそう言う朔。
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