恋の魔法と甘い罠Ⅱ
「さっき、一緒に帰ってきたのは誰?」
「え……さっき?」
それって、朔のこと?
見られていたんだ。
「高校のときの友達だよ」
「……それだけ?」
「……」
ちゃんと“元彼”だって言った方がいいのかな?
わざわざ言う必要はないと思うけれど、こうやって訊かれているのに隠しておくのはもっといけない気がする。
「……元彼……」
「……」
あたしの言葉に小さく息を吐いた晴希さん。
「やっぱりな。そんな気してた」
視線をそらしながら、空いている方の手で前髪をくしゃりとかきあげると、そのまま髪をくしゃくしゃと掻き回す。
そしてちらりとあたしの方に視線を戻してきた。
「え……さっき?」
それって、朔のこと?
見られていたんだ。
「高校のときの友達だよ」
「……それだけ?」
「……」
ちゃんと“元彼”だって言った方がいいのかな?
わざわざ言う必要はないと思うけれど、こうやって訊かれているのに隠しておくのはもっといけない気がする。
「……元彼……」
「……」
あたしの言葉に小さく息を吐いた晴希さん。
「やっぱりな。そんな気してた」
視線をそらしながら、空いている方の手で前髪をくしゃりとかきあげると、そのまま髪をくしゃくしゃと掻き回す。
そしてちらりとあたしの方に視線を戻してきた。