恋の魔法と甘い罠Ⅱ
「ん、そうだな」



晴希さんはあたしの言葉に納得したように瞳を細めると、首の後ろと膝の裏側に腕を回して、ひょいっと抱き上げた。



「ひゃっ!」



慌てて晴希さんの首に腕を回す。



「ちゃんとしがみついてろよ。じゃねえと、落ちるかもしれねえぞ」


「ええっ!」



落ちたら困る! と思いながらも、こう言っていても晴希さんは絶対に落とすことはないのに……と口許に笑みがこぼれる。


ぎゅっとしがみついたまま揺れに身を任せていると、すぐに寝室に辿り着いて、そっとベッドに下ろされた。


それと同時に、晴希さんがあたしに跨がってきてベッドがぎっと軋んだ音を立てる。
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