恋の魔法と甘い罠Ⅱ
「あなた、彼の何?」
「彼?」
「和泉さんよ」
「……」
そう訊かれても、一緒に仕事している晴希さんが黙っていることを言えるわけもなく。
「ちょっと馴れ馴れしくない?」
「……」
馴れ馴れしいって、晴希さんと一緒にいるところを見られてしまったのだろうか?
でも会社で一緒にいるのは終業後の会議室で密会してるときしかなくて。
もしかして見られていた?
どうしよう。
そんなことを考えて焦りながらも、本当は晴希さんはあたしの彼氏なのに! って、あなたの方が馴れ馴れしいじゃん! って言いたかった。
けれどそれによって晴希さんの仕事の邪魔をしてしまうかもしれない、困らせてしまうかもしれないって思うと何も言えなくて。
「彼?」
「和泉さんよ」
「……」
そう訊かれても、一緒に仕事している晴希さんが黙っていることを言えるわけもなく。
「ちょっと馴れ馴れしくない?」
「……」
馴れ馴れしいって、晴希さんと一緒にいるところを見られてしまったのだろうか?
でも会社で一緒にいるのは終業後の会議室で密会してるときしかなくて。
もしかして見られていた?
どうしよう。
そんなことを考えて焦りながらも、本当は晴希さんはあたしの彼氏なのに! って、あなたの方が馴れ馴れしいじゃん! って言いたかった。
けれどそれによって晴希さんの仕事の邪魔をしてしまうかもしれない、困らせてしまうかもしれないって思うと何も言えなくて。