恋の魔法と甘い罠Ⅱ
しばらくそうした後、晴希さんはゆっくりと離れてあたしの顔を覗き込んできた。



「そういや、今日からはまたずっと一緒にいられるから」


「え?」



どういう意味だろうと首を傾げるあたしに、晴希さんは口許を緩ませる。



「やっと仕事が落ち着いたんだ」


「ほ、本当?」


「ん。ちゃんと解決した」



前に石崎さんの失敗で大きな契約が解除されるかもしれないという事態にまで陥っていたらしいけれど、それが大丈夫だったってことなのかな?



「連休明けにはきっと動きがある」


「動き?」
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