恋の魔法と甘い罠Ⅱ
そしてそのまま近づいてきた晴希さんと唇が重なる。


ちゅっちゅっと啄むようなキスを繰り返したあと、あたしの唇を軽く食んでから離れる。


それと同時にそっと触れてきた手はあたしのお腹をやさしく包み込む。


そしてあたしも、晴希さんの手に自分の手を重ねた。



「疲れたかな?」


「え?」


「玲夢、今日はずっと立ちっぱなしだっただろ? コイツ疲れたかな?」


「ちょっとお腹張ってたし、疲れたかもしれないね」


「そう、だよな」


「でももう大丈夫だよ。今はまたいつもみたいにぐにょぐにょ動いてるし」



五ヶ月に入った頃から、胎動を感じるようになった。
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