恋の魔法と甘い罠Ⅱ
ちらりちらりと晴希さんを盗み見ていると、たまたまこっちを見た晴希さんと視線が絡む。


そしたらまたふはっと吹き出された。



「ほんと、玲夢見てたら飽きねーわ」


「え」


「面白い動きしすぎ」



晴希さんはそう言うけれど、



「晴希さんが突然キスするからじゃん!」


「ああ、それはだって玲夢がしてほしそうな顔をしてるからだろ?」


「え、そんな顔してないよ」


「こうやってたじゃん」



そう言いながら晴希さんは唇を尖らせる。



「……」



確かにさっきはそうやっていたけれど、それはキスして? の合図じゃないでしょ?
< 50 / 491 >

この作品をシェア

pagetop