私は、アナタ…になりたいです…。
パン屋さんで幾つかパンを買い、会社から少し離れた公園へと向かった。
公園内はいつもと変わらず静かだった。
陽だまりの中にあるベンチに座って、遠くの景色を眺める。
前に田所さんと食事した時よりも、木々の紅葉は進んでいた。
イチョウの葉は黄色に染まり始めていた。赤く紅葉する葉もあり、それが何の木かも分からず眺めた。
田所さんからは何の連絡も入らなかった。
やっぱり嫌われたんだ…と思い始めて、ポロリ…と涙が溢れた。
(バカな咲知……こんなことばかり繰り返して……)
高望みな相手が自分を本気で好きになる訳がない。
いくら田所さんが「信じて…」と言っても、それを間に受けて何になる。
直ぐに飽きられて捨てられる。
ちっぽけな枯れ葉のような存在の私に、田所さんがほんの少し興味を持っただけ。
結局はこれが現実。
真実は今のこの状態なんだ……。
「どうしていつも、こんな恋ばかりするんだろ……」
コンプレックスばかり抱えているのに見る夢は大きい。
現実は儚いことばかりなのに、何処かで変われるかもしれない…と望んでる。
変わらないと後から分かって、傷つくのは自分の方なのに…。
「馬鹿だな……ホントに……」
溢れた涙が止まらなくなった。
コンタクトがズレやすくなるのに、泣かずにはいられない。
今しか泣けない。
受付に戻れば、また無理して笑わないといけない。
打ちひしがれて落ち込んでても、それを顔には出せない仕事だからーーー。
公園内はいつもと変わらず静かだった。
陽だまりの中にあるベンチに座って、遠くの景色を眺める。
前に田所さんと食事した時よりも、木々の紅葉は進んでいた。
イチョウの葉は黄色に染まり始めていた。赤く紅葉する葉もあり、それが何の木かも分からず眺めた。
田所さんからは何の連絡も入らなかった。
やっぱり嫌われたんだ…と思い始めて、ポロリ…と涙が溢れた。
(バカな咲知……こんなことばかり繰り返して……)
高望みな相手が自分を本気で好きになる訳がない。
いくら田所さんが「信じて…」と言っても、それを間に受けて何になる。
直ぐに飽きられて捨てられる。
ちっぽけな枯れ葉のような存在の私に、田所さんがほんの少し興味を持っただけ。
結局はこれが現実。
真実は今のこの状態なんだ……。
「どうしていつも、こんな恋ばかりするんだろ……」
コンプレックスばかり抱えているのに見る夢は大きい。
現実は儚いことばかりなのに、何処かで変われるかもしれない…と望んでる。
変わらないと後から分かって、傷つくのは自分の方なのに…。
「馬鹿だな……ホントに……」
溢れた涙が止まらなくなった。
コンタクトがズレやすくなるのに、泣かずにはいられない。
今しか泣けない。
受付に戻れば、また無理して笑わないといけない。
打ちひしがれて落ち込んでても、それを顔には出せない仕事だからーーー。