強引上司とオタク女子
*
先日のイベントが落ち着き、ウチのグループは一段落……と言いたいところだけど、世の中には事後処理ってものがあるわけで。
「川野さーん。請求書届いているので経理に持って行ってもらえますか?」
「はいはい」
「川野、お礼状出来たか?」
「もうちょっとでーす」
あちらこちらから呼ばれる私の名前。
なんなの、今頃モテ期か。
つか仕事でモテ期が来てもなんにも嬉しくない。
「……あの、川野さん」
「はいはい、なんですか!」
つい勢いで返事をしたら、そこには梨本さんが立っていた。
強い口調にビビったのか直立されてしまった。
「あ、ごめん」
「あの……国島さんから、川野さんを手伝うように言われまして」
困った顔をされて、私も困っちゃう。
なんでいきなり梨本さんが?
彼女の教育係は山田さんじゃなかったのかよ。
チラリと国島さんを睨むも、彼はすっかり仕事モードだ。書類片手に部長となんか話してる。
仕方ない。
「えっと、じゃあ宜しく。まずこの領収書、コピーとってくれる? その後、本物の方を経理に回して」
「コピーは何のために?」
「今後の資料! そのイベントに使った金額が分かるようにまとめるから」
「ああ、なるほど。はい、やってきます」
納得した風の彼女は、無駄な動作無く作業をこなし、数分後には再び私の前に立つ。
「出来ました」
早いな。
先日のイベントが落ち着き、ウチのグループは一段落……と言いたいところだけど、世の中には事後処理ってものがあるわけで。
「川野さーん。請求書届いているので経理に持って行ってもらえますか?」
「はいはい」
「川野、お礼状出来たか?」
「もうちょっとでーす」
あちらこちらから呼ばれる私の名前。
なんなの、今頃モテ期か。
つか仕事でモテ期が来てもなんにも嬉しくない。
「……あの、川野さん」
「はいはい、なんですか!」
つい勢いで返事をしたら、そこには梨本さんが立っていた。
強い口調にビビったのか直立されてしまった。
「あ、ごめん」
「あの……国島さんから、川野さんを手伝うように言われまして」
困った顔をされて、私も困っちゃう。
なんでいきなり梨本さんが?
彼女の教育係は山田さんじゃなかったのかよ。
チラリと国島さんを睨むも、彼はすっかり仕事モードだ。書類片手に部長となんか話してる。
仕方ない。
「えっと、じゃあ宜しく。まずこの領収書、コピーとってくれる? その後、本物の方を経理に回して」
「コピーは何のために?」
「今後の資料! そのイベントに使った金額が分かるようにまとめるから」
「ああ、なるほど。はい、やってきます」
納得した風の彼女は、無駄な動作無く作業をこなし、数分後には再び私の前に立つ。
「出来ました」
早いな。