柚と柊の秘密
そして、放課後……
久しぶりに部活に行く。
「柊、来たのか!」
嬉しそうな部員に、
「悪ぃな、最近出られなくて。
忙しくてな」
言い訳をしながらアップをする。
久しぶりに蹴るボールは、嫌なことを全て吹っ飛ばしてくれそうだった。
邪念を振り払うようにボールを追いかけ、ストレス解消の如くシュートを放つ。
俺のスーパー無回転シュートは相手のゴールのネットを華麗に揺らし、
「やっぱ柊、すげー!」
部員に褒められて有頂天の俺。
やっぱ、俺はこうじゃなきゃ。
なに山形一人に振り回されてるのだろう。
山形が好きだとしても、いまさらどうにもならないだろう。
だって、山形は……