その瞳をわたしに向けて
「たぶん、そこまで無理なことするつもりじゃなかったと思うよ。告白程度でしょ、剛平も大袈裟よ………一人で資料庫や倉庫に入るななんて」


そう言って美月の肩に手をかける


「剛平って本当にあなたのお守り役なのね。杉村常務に頼まれたって聞いたけど、心配だからって過保護過ぎない?」

へっ……………

「お……もりやく…………?」

「会社辞められても困るって、あの杉村常務の考えらしいけど………あなたも大変ね」


そう言って首を傾ける理沙に、美月は視線を合わせると、肩にある理沙の手を払いのけた

「………失礼します」


足早にその場を離れると近くのトイレに入り込んだ。

さっきの理沙の言い種にムッと腹立たしさがおさまらない。

お守り役って…………


今日も何度目かの溜め息をつく





「っていうかさぁ~昔付き合ってたって事は、別れた訳じゃない?なのに仲良すぎだし、実は遠恋してただけじゃないの?」
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