その瞳をわたしに向けて

熱を持って見つめる松田の瞳に頭を振って首に手を伸ばし、自分からキスを求めた


怖くないと言ったら嘘になる……
あの日以来………あの酔って記憶のない朝、隣にいたあの男と何があったのかは分からないまま………ただ嫌悪感だけが残って………



そうゆう事に対する消えないしがらみを嫌でも感じていた

そしてお酒を飲んで酔った時だけ、それが解放されていたような気がする



美月の身体が硬く固まり、目尻に涙が溜まる


「お前の中にいるのは俺だ、こっちを見ろ……………」

激しく揺さぶられる中で何度もキスを求めた


最後には崩れ堕ちる様に、ベッドに沈み込む美月を優しくシーツで包み込み、

額と頬にキスを落としキュッと抱き締めて、頭を撫でた



その心地よさに、美月は静かに眠りに墜ちていった


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