十八歳の花嫁
「じゃあ次は、俺の服を脱がしてくれ」
「ふ、服って……そんな……あの」
コートの下はハイネックのセーターだった。
仕事中だったはずなのに、スーツ姿ではない。
彼の心機一転した姿に愛実は感慨を覚えつつ……。言われるままに、セーターだけでなくインナーまで脱がせる。
愛実は思わず、上半身裸の彼に見惚れていた。
力仕事をしているというだけのことはある。三ヶ月前に比べると、胸板もひと回り大きくなったようだ。吸い寄せられるように、彼の胸に手を置いていた。
そんな愛実の手を藤臣は上から押さえ、
「まだ冷たいな」
「あ、ごめ……きゃ!」
慌てて引っ込めようとした愛実の手をつかんだまま、ラグ・カーペットの上に彼女を押し倒した。
愛実は反射的に、もう片方の手も藤臣の胸に置き、押し返そうとしたが……。
逆に、そのまま押さえ込まれてしまった。
「俺が温めてやる。そのままでいろよ」
「でも、藤臣さんが寒くなるわ」
「いや、すぐにもっと熱くなる」
愛実に口づけながら、藤臣はささやいた。
ゆっくりと服を脱がされ、五分後には愛実も下着姿にさせられていた。
ギュッと抱きしめられて、寒さは感じない。むしろ、熱くなる藤臣の吐息に、愛実の体も火照ってくる。
「結婚式の夜もステキだったけど、なんだか、もっと逞しくなったみたい……」
心に浮かんだ言葉が口をついて出た。
「逞しい? ココも、君に恋焦がれて、逞しくなってると思うんだが」
そう言うと、藤臣は愛実の手を下腹部に持っていった。