オトナチック
杉下くんに連行されるようにオフィスを後にした私が連れられたところは、休憩室だった。
「はい、レモンティーでよかったよな」
「うん、ありがとう」
たった今自販機から買ってくれたペットボトルのレモンティーを受け取ると、それまで冷えていた指先がほんのりと温かくなった。
杉下くんの手には同じくペットポトルの緑茶が握られていた。
お互い1口飲んだ後、
「何で何にも言ってくれなかったんだ?」
杉下くんが聞いてきた。
その質問に、私は手の中にあるレモンティーを見つめた。
「黙られても困る」
そう言った杉下くんに、
「――私のせいで、杉下くんがケガをしたから…」
私は呟くように言った。
「はい、レモンティーでよかったよな」
「うん、ありがとう」
たった今自販機から買ってくれたペットボトルのレモンティーを受け取ると、それまで冷えていた指先がほんのりと温かくなった。
杉下くんの手には同じくペットポトルの緑茶が握られていた。
お互い1口飲んだ後、
「何で何にも言ってくれなかったんだ?」
杉下くんが聞いてきた。
その質問に、私は手の中にあるレモンティーを見つめた。
「黙られても困る」
そう言った杉下くんに、
「――私のせいで、杉下くんがケガをしたから…」
私は呟くように言った。