黄金と四聖獣



誰かに疑われる前に、早くここを


抜けた方がいい。



四人の意識が一致し、歩いている中


「君たち」



と、道の端に店を開いている男の人に声を


かけられた。




…まずい…かも…



そう思いながらも、ここで止まらないのは


おかしいので、止まって笑顔を浮かべると



「…はい?」



と応える。





「…君は、本当に踊り子か?」



そう怪しむように聞いてきた男の人は、


ただの商人にしてはガタイが良すぎた。



もしかして…元兵士かなにか…?




しかも、その男の人が売っているものは


扇子や楽器など、踊り子が使うようなもの


だった。




< 249 / 418 >

この作品をシェア

pagetop