黄金と四聖獣
誰かに疑われる前に、早くここを
抜けた方がいい。
四人の意識が一致し、歩いている中
「君たち」
と、道の端に店を開いている男の人に声を
かけられた。
…まずい…かも…
そう思いながらも、ここで止まらないのは
おかしいので、止まって笑顔を浮かべると
「…はい?」
と応える。
「…君は、本当に踊り子か?」
そう怪しむように聞いてきた男の人は、
ただの商人にしてはガタイが良すぎた。
もしかして…元兵士かなにか…?
しかも、その男の人が売っているものは
扇子や楽器など、踊り子が使うようなもの
だった。