となりの専務さん
しばらくして、山の上に到着する。
ゆっくりと降りて、私たちは自然と下界を見下ろす。
「わぁ……すごいね」
「はい、キラキラしてますね」
本来なら、広大な景色や自然を見るためのロープウェイ。でも、時間的に外は暗くて、景色はあんまり見られなかった。ロープウェイも最終の登り便だったみたいだし。
だけど……夜景がとてもキレイだった。街並みがキラキラしていて眩かった。
「だけど、せっかくだから明るい時に山とか丘とか、そういう自然の景色も専務に見ていただきたかったです。夜景もキレイですけど、夜景なら東京の方がすごいですし」
私がそう言うと、専務は「東京よりキラキラしたもの、ちゃんと見れたよ」と言った。
私が「え?」と聞き返すと。
専務は人差し指を上方向に立てた。
「すごいね。俺、こんなの初めて見たよ」
専務の指が差す方向ーー夜空に顔を向けると。
「星……」
そこには、満天の星空がキラキラと輝いていた。
「すごい……こんなキレイな星、私もひさしぶりに見ました」
「東京だと星が見えにくいからね」
「はい。でも今夜はとくにキレイな気がします」
前に、おじいちゃんおばあちゃんの家の庭から見た星空より、ずっとキレイに見えた。
もしかしたらとなりに専務がいるからかもしれない、なんてベタなことを思った。
……でもほんとに、となりに専務がいると、なにもかもがキラキラした景色に見えることがあるんだ。
となりに専務がいると、心も軽くなる。
いつもありがとうございます。となりの、専務さん。
ゆっくりと降りて、私たちは自然と下界を見下ろす。
「わぁ……すごいね」
「はい、キラキラしてますね」
本来なら、広大な景色や自然を見るためのロープウェイ。でも、時間的に外は暗くて、景色はあんまり見られなかった。ロープウェイも最終の登り便だったみたいだし。
だけど……夜景がとてもキレイだった。街並みがキラキラしていて眩かった。
「だけど、せっかくだから明るい時に山とか丘とか、そういう自然の景色も専務に見ていただきたかったです。夜景もキレイですけど、夜景なら東京の方がすごいですし」
私がそう言うと、専務は「東京よりキラキラしたもの、ちゃんと見れたよ」と言った。
私が「え?」と聞き返すと。
専務は人差し指を上方向に立てた。
「すごいね。俺、こんなの初めて見たよ」
専務の指が差す方向ーー夜空に顔を向けると。
「星……」
そこには、満天の星空がキラキラと輝いていた。
「すごい……こんなキレイな星、私もひさしぶりに見ました」
「東京だと星が見えにくいからね」
「はい。でも今夜はとくにキレイな気がします」
前に、おじいちゃんおばあちゃんの家の庭から見た星空より、ずっとキレイに見えた。
もしかしたらとなりに専務がいるからかもしれない、なんてベタなことを思った。
……でもほんとに、となりに専務がいると、なにもかもがキラキラした景色に見えることがあるんだ。
となりに専務がいると、心も軽くなる。
いつもありがとうございます。となりの、専務さん。