となりの専務さん
「……というか、ちょっと待ってください。
私は逆に自信なくなってきました。
お姉さんは、元がおキレイな顔をしてるからメイクしてさらにキレイになったんですよ。
私なんか、メイクしていただいても絶対に変わらないです!」
私は振り向いて、専務に必死にそう訴えるけど。
「いいからさせて」
「はうっ」
専務は再び私の頭を掴んで、鏡の方へと向かせる。今度は両手で頭を固定され、完全に動けない。
「少なくとも、中学生みたいな見た目から高校生くらいにはなれると思うから、メイクさせて」
「悪気はないんですよね? その発言、悪気はないんですよね?」
不意打ちで専務の無自覚S発言を聞くと、結構グサッとくる。
すると専務は、鏡台の引き出しを開けて、中から小さめのピンクのコンパクトケースを取り出した。
「これ、来月から発売するうちの新商品。見本にってひとつもらった」
そう言って専務は、コンパクトケースをパカッと開いてみせた。
ケースの中には、ベージュ・ブラウン系統のアイシャドウがいくつか入っていた。
「君は童顔だから、大人っぽく見せるためには、この色はちょうどいい」
「そ、そうなんですね」
「でも君のかわいらしさも残したいし、あまり濃い色は使わずに、淡いベージュを使おうか。目の下にもシャドウを入れて、丸い目をさらに大きく見せるようにしよう。リップはコーラルピンク系で……」
私は逆に自信なくなってきました。
お姉さんは、元がおキレイな顔をしてるからメイクしてさらにキレイになったんですよ。
私なんか、メイクしていただいても絶対に変わらないです!」
私は振り向いて、専務に必死にそう訴えるけど。
「いいからさせて」
「はうっ」
専務は再び私の頭を掴んで、鏡の方へと向かせる。今度は両手で頭を固定され、完全に動けない。
「少なくとも、中学生みたいな見た目から高校生くらいにはなれると思うから、メイクさせて」
「悪気はないんですよね? その発言、悪気はないんですよね?」
不意打ちで専務の無自覚S発言を聞くと、結構グサッとくる。
すると専務は、鏡台の引き出しを開けて、中から小さめのピンクのコンパクトケースを取り出した。
「これ、来月から発売するうちの新商品。見本にってひとつもらった」
そう言って専務は、コンパクトケースをパカッと開いてみせた。
ケースの中には、ベージュ・ブラウン系統のアイシャドウがいくつか入っていた。
「君は童顔だから、大人っぽく見せるためには、この色はちょうどいい」
「そ、そうなんですね」
「でも君のかわいらしさも残したいし、あまり濃い色は使わずに、淡いベージュを使おうか。目の下にもシャドウを入れて、丸い目をさらに大きく見せるようにしよう。リップはコーラルピンク系で……」