小悪魔な彼の想定外な甘い策略
「うご、く……?」
「そう。すみれさんの存在の大切さに気がついて、自分のものにしたくなるはず!」
……梶山君はきっと、イケメンだから。
今までの人生、そうやって思った通りに動かしてきたんだろうな。だから盲目的に突き進むことが出来るんだ。
自分に自信があるって、いいことだね。
だけど、私は違う。
ごくごく普通の人生を歩んできて、関わる男がことごとくどうしようもなくて。
沢山傷ついて、今となっては『期待をするだけ無駄だ』と自ら諦めるようになっていて。
まぁ、いいか。
乗り掛かった船だ。
梶山君には、初の『予想外の展開』を、味わわせてしまうことになるかもしれないけれど。
「じゃあ、どうなるかは分からないけど……よろしくお願いします」
「はい、こちらこそ!」
良い笑顔で大きな手が目の前に差し出される。
「……?」
「かんばりましょうの、握手です」
「そう。すみれさんの存在の大切さに気がついて、自分のものにしたくなるはず!」
……梶山君はきっと、イケメンだから。
今までの人生、そうやって思った通りに動かしてきたんだろうな。だから盲目的に突き進むことが出来るんだ。
自分に自信があるって、いいことだね。
だけど、私は違う。
ごくごく普通の人生を歩んできて、関わる男がことごとくどうしようもなくて。
沢山傷ついて、今となっては『期待をするだけ無駄だ』と自ら諦めるようになっていて。
まぁ、いいか。
乗り掛かった船だ。
梶山君には、初の『予想外の展開』を、味わわせてしまうことになるかもしれないけれど。
「じゃあ、どうなるかは分からないけど……よろしくお願いします」
「はい、こちらこそ!」
良い笑顔で大きな手が目の前に差し出される。
「……?」
「かんばりましょうの、握手です」