小悪魔な彼の想定外な甘い策略
恐る恐る伸ばした私の手を、暖かくて大きな手がぎゅっと包み込む。
その手をぶんぶん、と大きく上下に振ると、くるっと向きをかえ、手を繋いだまま歩き出す梶山君。
引っ張られるように、私もついていき、手を繋いで歩く形になる。
「……1つ、聞いても良い?」
「俺のこのすべすべの手は天然です。よく塾の生徒がハンクリ塗りたくってんでしょキモい、とか、絡んでくるけど天然です。むしろハンドクリームをハンクリとか略すお前らのがキモいっつー……」
「いや、違う違う違う!面白いけど違う!」
全力で止めないと、完全に梶山君の世界に引きずられてしまう。
「……んじゃなんですか?」
「えーっと、なんでこんなことしてくれるの?」
手を繋ぎながら歩きつつ、こんな質問をする私も何だか間抜けで。
「えー……?」
繋いだ手をぶん、ぶん、と振りながら考え出す梶山君。
その手をぶんぶん、と大きく上下に振ると、くるっと向きをかえ、手を繋いだまま歩き出す梶山君。
引っ張られるように、私もついていき、手を繋いで歩く形になる。
「……1つ、聞いても良い?」
「俺のこのすべすべの手は天然です。よく塾の生徒がハンクリ塗りたくってんでしょキモい、とか、絡んでくるけど天然です。むしろハンドクリームをハンクリとか略すお前らのがキモいっつー……」
「いや、違う違う違う!面白いけど違う!」
全力で止めないと、完全に梶山君の世界に引きずられてしまう。
「……んじゃなんですか?」
「えーっと、なんでこんなことしてくれるの?」
手を繋ぎながら歩きつつ、こんな質問をする私も何だか間抜けで。
「えー……?」
繋いだ手をぶん、ぶん、と振りながら考え出す梶山君。