小悪魔な彼の想定外な甘い策略
「え……っと、酔っ払って休憩させてもらった時に、靴下、置いていってしまったみたいで……」
「あーあー、そっち!うん、使用済みの靴下はね、初めてだったから、斬新だなあと思ったの。印象付けるにはいいかもしれない」
「?」
彼女の言う意味が分からない。
「でもね、ピアスをわざと置き忘れていく子はダメね。ありきたりだし、古くさいし、全然ダメ」
……一体何の話だろう。ポカンとする私に、恋のライバル……とも、また違うような笑顔を向けてくる。
「あ、ごめん!申し遅れました、あたし、真咲の彼女候補、詩音(シオン)です、よろしく」
彼女……候補。
詩音さんに身体をぴったりとくっ付けられたまま、私と対峙している状況をどう捉えているのか分からないけれど、蓮田さんがするりと身体を離し、何かを詩音さんに囁くと、ドアの方へと向かう。
詩音さんは、そんな蓮田さんを気にするでもなく、私に微笑みかけてくるので、曖昧に微笑んで、応じてみる。
「あーあー、そっち!うん、使用済みの靴下はね、初めてだったから、斬新だなあと思ったの。印象付けるにはいいかもしれない」
「?」
彼女の言う意味が分からない。
「でもね、ピアスをわざと置き忘れていく子はダメね。ありきたりだし、古くさいし、全然ダメ」
……一体何の話だろう。ポカンとする私に、恋のライバル……とも、また違うような笑顔を向けてくる。
「あ、ごめん!申し遅れました、あたし、真咲の彼女候補、詩音(シオン)です、よろしく」
彼女……候補。
詩音さんに身体をぴったりとくっ付けられたまま、私と対峙している状況をどう捉えているのか分からないけれど、蓮田さんがするりと身体を離し、何かを詩音さんに囁くと、ドアの方へと向かう。
詩音さんは、そんな蓮田さんを気にするでもなく、私に微笑みかけてくるので、曖昧に微笑んで、応じてみる。