小悪魔な彼の想定外な甘い策略
「因みに、少しでもすみれさんが気付くように、あえてすみれさんの前ではより細かく特徴を捉えてお伝えしていましたが」
「……分かるわけないじゃん、そんなの……」
職場の後輩が彼女自慢をしている内容を聞いて『やだそれって学生時代のあたしのこと?!』なんて勘繰る人はそれはそれで問題がある気がするんですけど……。
「こんな風にばらすなんて、かっこ悪……でも、余りにもすみれさん思い出してくれないし、このまんまじゃバーテンダーに持っていかれちゃうし……」
ああ。そうか、そうだった。……あれ?
「ね、だって、応援してくれたよね?あんな作戦までたてて……」
私に……その、過去に気持ちがあった、というのなら、あの過剰な位の蓮田さん推しはなんだったのか。
「もうね、あれは、思い出作りです」
「思い出……?」
「……分かるわけないじゃん、そんなの……」
職場の後輩が彼女自慢をしている内容を聞いて『やだそれって学生時代のあたしのこと?!』なんて勘繰る人はそれはそれで問題がある気がするんですけど……。
「こんな風にばらすなんて、かっこ悪……でも、余りにもすみれさん思い出してくれないし、このまんまじゃバーテンダーに持っていかれちゃうし……」
ああ。そうか、そうだった。……あれ?
「ね、だって、応援してくれたよね?あんな作戦までたてて……」
私に……その、過去に気持ちがあった、というのなら、あの過剰な位の蓮田さん推しはなんだったのか。
「もうね、あれは、思い出作りです」
「思い出……?」