小悪魔な彼の想定外な甘い策略
とりあえず、身の安全は確保されたらしい、という安堵から、へへ、と力無く笑い、立ち上がろうとした時。
「……?」
「……?」
腰に、身体に力が入らない。
不思議そうに私を見下ろす梶山君と、見上げる私の間に謎の空気。
「どうしたんすか?」
「こ、怖かったから、腰が……」
床に手をつき、どうにか、立ち上がろうとするも、力が入らないまま独り言のように呟く私。
「えー、俺腰が抜ける人ってリアルで初めて見ました!」
物珍しげに私を見下ろし、ごく自然にほいっと手を貸してくれる。
「ごめんね、ありがと……」
とりあえずその手を借りて、どうにか身体を机の下から引き上げてもらう。
ぎゅっと掴んだその手は意外と大きくて、キャラは不思議だけど、梶山くんもオトコなんだな、なんて他人事のように思う。
「……?」
「……?」
腰に、身体に力が入らない。
不思議そうに私を見下ろす梶山君と、見上げる私の間に謎の空気。
「どうしたんすか?」
「こ、怖かったから、腰が……」
床に手をつき、どうにか、立ち上がろうとするも、力が入らないまま独り言のように呟く私。
「えー、俺腰が抜ける人ってリアルで初めて見ました!」
物珍しげに私を見下ろし、ごく自然にほいっと手を貸してくれる。
「ごめんね、ありがと……」
とりあえずその手を借りて、どうにか身体を机の下から引き上げてもらう。
ぎゅっと掴んだその手は意外と大きくて、キャラは不思議だけど、梶山くんもオトコなんだな、なんて他人事のように思う。