同期との境界線
「…そうですか。わかりました」

ぱたぱたとあの子が走り去っていく。
ば、ばれなくてよかった…。

「相田のえっち」
「うわ!」

間近で成宮の声がして、びっくりしてしりもちをついてしまった。

「だだだって…飲み物買いたくて来たのに…」
「まぁ、いいんだけどね。彼女いるって俺はちゃんというよ?相田もなんかあったら言ってね?」
にっこり有無を言わさず感じの笑顔。
さっき、はっきりいってくれて嬉しかった。
だから、
「…うん。ちゃんと彼氏いますっていうよ?まず、言う機会あるかわかんないけど」

それで、成宮が嬉しくなるなら。
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