同期との境界線
「…うん。可愛い。」
ポンポンと頭を撫でる。

「仕事終わりそう?」
立ち上がって成宮が聞いてくる。
「一段落ついたから、もうちょいで終わる」
「んじゃ待ってるから飯行こうぜ」
誘ってくれることが純粋に嬉しい。
「うん!」
どうしても顔がにやけちゃうよね。嬉しいんだもん。
「…うん。待ってる」
顔が真っ赤の成宮。ん?なんかした?
「どしたの?」
覗きこむと、
「うわ、今見るなって」
照れてる成宮がかわいくて。
「…可愛いから見たい」
するっと、口から本音が漏れた。

「…お前が悪いからね」
ん?と思って成宮を見ると、
唇に成宮の唇が触れた。

「…足んない」
角度を変えて重なる唇。
成宮に捕まってるので精一杯だった。
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