クールな王子に捧げる不器用な恋【番外編追加】
「朝比奈に池野さん?いないと思ったらこんなところにいたんだ。でも、どうしたの?」
真田さんの声がしてホッとする。
私が後ろを振り返ると、朝比奈先輩が真田さんの方を見て淡々とした様子で状況を説明した。
「俺の姿に驚いてひよこが火傷した。真田、悪いが救急箱を持って来てくれ」
「……了解」
真田さんが訝しげな顔をしながらも軽く頷いて踵を返すと、朝比奈先輩は私に視線を戻した。
「それで、どうしてそんなに耳まで真っ赤になってる?」
私の目は彼の漆黒の瞳に捕らえられた。
「……だ……男性にそんなに密着されたら誰だってびっくりして赤面します」
私の苦しい言い訳に、朝比奈先輩の口角が上がる。
「誰だって……ねえ。ほんと、嘘つきな唇。お仕置きが必要だな」
朝比奈先輩の瞳が妖しく光る。彼が纏う空気が変わったのに気づいて目を見開くと、彼の顔が近づいて来て……。
真田さんの声がしてホッとする。
私が後ろを振り返ると、朝比奈先輩が真田さんの方を見て淡々とした様子で状況を説明した。
「俺の姿に驚いてひよこが火傷した。真田、悪いが救急箱を持って来てくれ」
「……了解」
真田さんが訝しげな顔をしながらも軽く頷いて踵を返すと、朝比奈先輩は私に視線を戻した。
「それで、どうしてそんなに耳まで真っ赤になってる?」
私の目は彼の漆黒の瞳に捕らえられた。
「……だ……男性にそんなに密着されたら誰だってびっくりして赤面します」
私の苦しい言い訳に、朝比奈先輩の口角が上がる。
「誰だって……ねえ。ほんと、嘘つきな唇。お仕置きが必要だな」
朝比奈先輩の瞳が妖しく光る。彼が纏う空気が変わったのに気づいて目を見開くと、彼の顔が近づいて来て……。