クールな王子に捧げる不器用な恋【番外編追加】
「交通網が麻痺してるんだから仕方がない。俺の家はこの近くだ。その濡れた服もどうにかしないといけないだろ?」
「……でも……ご迷惑おかけするわけには……」
余程俺の家に来るのが嫌なのか、ひよこが慌てた様子でシートベルトを外し車を降りようとする。
ほんと、状況が読めない女だな。
心の中でそう毒づいて、感情を抑えた声で彼女に告げた。
「この状況で迷惑とか言ってる場合じゃない」
「……降ろしてください。ひとりで何とか帰りますから」
ひよこが車のドアに手をかけるが、俺は横目でギロリと睨んで彼女の要求をはね除けた。
「ここで降ろすと危険だ」
冷たく言い放ってこの会話を終わらせると、俺は自宅に向かって車を走らせる。
二十分かけて高輪にある俺のマンションに到着すると、地下の駐車場に車を停めひよこを連れて最上階にある俺の部屋に向かう。
カードキーで鍵を開けて玄関に入るが、ひよこは玄関で立ち止まりパンプスを脱ごうとしない。
「……でも……ご迷惑おかけするわけには……」
余程俺の家に来るのが嫌なのか、ひよこが慌てた様子でシートベルトを外し車を降りようとする。
ほんと、状況が読めない女だな。
心の中でそう毒づいて、感情を抑えた声で彼女に告げた。
「この状況で迷惑とか言ってる場合じゃない」
「……降ろしてください。ひとりで何とか帰りますから」
ひよこが車のドアに手をかけるが、俺は横目でギロリと睨んで彼女の要求をはね除けた。
「ここで降ろすと危険だ」
冷たく言い放ってこの会話を終わらせると、俺は自宅に向かって車を走らせる。
二十分かけて高輪にある俺のマンションに到着すると、地下の駐車場に車を停めひよこを連れて最上階にある俺の部屋に向かう。
カードキーで鍵を開けて玄関に入るが、ひよこは玄関で立ち止まりパンプスを脱ごうとしない。