【完】君の指先が触れる度、泣き出しそうな程心が叫ぶ
私の言葉は止まらない。止められない。きっとそれでもタクが優しいから聞いてくれると分かっている、狡い私の選択。
「きっとこれから先も、タクには穂純さんしかいないんだなって分かってます。見てれば分かります」
溢れ出る。ごぽごぽと音を立てて外に出て、綺麗なタクに汚い想いが巻き付いて、溶かしてしまうくらいに。
「私だって気持ちが無いにしても恋人がいる。蒼次郎が」
零れ落ちる。ぼたぼたと音を立てて、黒よりもずっと濁ったそれは、タクの白を少しでも侵す事は出来るのかな。
「私のエゴで蒼次郎を切ることなんて出来ません。汚いから、狡いから……けれど、今更この気持ちは隠せない」
私の口から、心から、全部。
「身代わりでもいい。好きになってなんて言わないから……だから」
言葉が、この恋心が、抱えていた全てのぐちゃぐちゃどろどろが、タクに晒される。
「だからお願い。私を抱いて……身体だけでも繋がりたい。タクと、全部」
お願い、拒否しないで、受け止めて、受け止めてよ。
「きっとこれから先も、タクには穂純さんしかいないんだなって分かってます。見てれば分かります」
溢れ出る。ごぽごぽと音を立てて外に出て、綺麗なタクに汚い想いが巻き付いて、溶かしてしまうくらいに。
「私だって気持ちが無いにしても恋人がいる。蒼次郎が」
零れ落ちる。ぼたぼたと音を立てて、黒よりもずっと濁ったそれは、タクの白を少しでも侵す事は出来るのかな。
「私のエゴで蒼次郎を切ることなんて出来ません。汚いから、狡いから……けれど、今更この気持ちは隠せない」
私の口から、心から、全部。
「身代わりでもいい。好きになってなんて言わないから……だから」
言葉が、この恋心が、抱えていた全てのぐちゃぐちゃどろどろが、タクに晒される。
「だからお願い。私を抱いて……身体だけでも繋がりたい。タクと、全部」
お願い、拒否しないで、受け止めて、受け止めてよ。