俺様当主の花嫁教育
挑むような言い方をして、御影さんは作業の手を止めて、私の頭に手を回す。
そうして、私がしたのよりずっと激しく濃厚なキスをお見舞いして来た。
そのまま流されそうになる自分を、必死に制御する。
私の方から唇を離すと、御影さんの手を離れた帯を自分の手で取った。
「着せて、御影さん」
高飛車な私の一言に、御影さんが苦笑する。
「……覚えとけよ。終わったら、鳴かせてやる」
そんな不敵な挑戦状に、ドクンと胸が鳴ってしまう。
それを押し隠して、私は着付けられていく自分を姿見の鏡の中で確認した。
大和撫子には程遠い。
こんな私だけど、どこまでも力強い御影さんの腕の中で、これから一生鍛え上げられていく。
評価の辛い彼を唸らせることが出来るのはいつなのか。
それを楽しみに、私は御影さんの妻になって、唯一無二の存在になる。
彼の言う通り、一生かけても辿り着けないゴールだと言うならば……。
今夜、結ばれた帯を解いてもらう瞬間を楽しみに。
そうして、私がしたのよりずっと激しく濃厚なキスをお見舞いして来た。
そのまま流されそうになる自分を、必死に制御する。
私の方から唇を離すと、御影さんの手を離れた帯を自分の手で取った。
「着せて、御影さん」
高飛車な私の一言に、御影さんが苦笑する。
「……覚えとけよ。終わったら、鳴かせてやる」
そんな不敵な挑戦状に、ドクンと胸が鳴ってしまう。
それを押し隠して、私は着付けられていく自分を姿見の鏡の中で確認した。
大和撫子には程遠い。
こんな私だけど、どこまでも力強い御影さんの腕の中で、これから一生鍛え上げられていく。
評価の辛い彼を唸らせることが出来るのはいつなのか。
それを楽しみに、私は御影さんの妻になって、唯一無二の存在になる。
彼の言う通り、一生かけても辿り着けないゴールだと言うならば……。
今夜、結ばれた帯を解いてもらう瞬間を楽しみに。


