君に熱視線゚

「それよりさあ…由美のタイプを探さなきゃっ。ねえ、聞いて中ちゃん!由美ったらさぁ、優しくて洗練されてて、んで、イカメンのモデルみたいなの見つけて来いだってさ!

どうやって探せっつーのっそんな男!?
ホント、現実を見ないんだから困っちゃうよ……あ、ありがと兄さん」

愚痴を溢しながら、苗は中島の為にパスタを取ってきた晴樹に簡単に礼を言うと、再び回りの男子の物色を始める。

中島は周りに黄色い蟹クリームを飛ばし、晴樹をさらりと交わす苗を驚きを含んだ目で見つめた。

(……おいおい、苗が一番現実見てないってっ!由美のタイプに恐ろしくぴったりハマる人が目の前にいるっつーの!)

中島は胸の内で投げ掛ける。

(……でも…ライバル増えると困るから由美には内緒にしとこっ)

そしてイヤラシイ策を練りながら、ちょっと気にかかったことを苗に聞いた…。

「ねえ苗‥‥‥
ちょっと、聞いてもいい?」

「ん?」

「あんたのタイプってどんな?……」

「………ルパン…」

「………わ、わかった…」

架空の人物を出されて一瞬引いてしまったが、似たタイプが居ないわけではない。

「あんたのタイプ、見つけたら紹介してあげる」

「マジっすか?なら……やっぱりダイエットしなきゃ!」

苗はそう心に決めて席を立ち上がると鼻歌を歌いだす。

√♪ダ~イエットは明日からぁ

√…ダ~イエットは明日からぁ




そして、スキップをしながら二杯目のパスタを取りに行った…

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